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燃焼実験ってどうするの?質問いただいたのでシェアします



今日のbasic lessonの時に


「燃焼実験ってどうやってするんですか?」


という質問をいただいたので

私がしている方法と、

なぜ大事なのかをブログでもシェアしようと思います



まず、こちらの画像をご覧くださいね



 

ティーライトキャンドルのワックス配合を変えるのに

燃焼実験しています。


左のほうが右より1つ細い芯で作ったものです



基本、燃焼実験をするときには

キャンドル直径に対してこのくらいの芯どろうなと

目安をつけた芯でキャンドルを作ります。

その時に大事なのが

まったく同じ条件で芯のサイズだけを変えて作ります。

着色や香料、ワックス配合など同じでないと

灯りを確認できず比べられないのでご注意くださいね☺



画像の時点ではそこまで大きく変わらず

どちらの芯でもよさそうに見えますよね?



では次の画像をご覧ください





同じ時間灯して、時間が経過したものです



左は炎が1㎝もなく周囲のワックスも残っています

ちょっと炎が頼りない感じ

灯りの漏れも弱いですね


右は灯りの漏れ方も周囲の残り方も

バランスがいい、OK!

最後まで灯してみて右の芯でいくことにしました



燃焼実験は、少し灯しただけではわかりません

灯し進めて最後まで様子を見ることをお勧めします!

そして実験結果もこまかくデータをして残すことをおすすめします。

配合、芯サイズ、燃焼時間、顔料や香料のあるなしなど


大切な財産になるので大事に記してくださいね☺





以前に生徒さんがwebで購入されたジェルキャンドルを

灯した瞬間、どろどろと溶け崩れた、、、という

お話をお聞きしました💦


自立型にするには向いていない柔らかいジェルを使って

作ったキャンドルだったということになります💦


もしも、作った作家さんが燃焼実験をしていれば

すぐにわかることですよね?

ということは灯すことなく販売した、、、ということになります




購入した生徒さんは楽しみに灯したのに

びっくりして、そしてがっかりされたと思うんです

お気持ちを想像したら胸がぎゅーーっと締め付けられます(´;ω;`)



作家さんとしてはインテリアとして作ったとしても

芯がある以上は、火をつけることが出来るんです

なので、燃焼実験は必ずしてほしいなと思います


特にボタニカルキャンドルのような可燃性のある物を

使用したキャンドルはなおさらです

安全に灯りを楽しむために

基本を大事にして制作してくださいね!



燃焼実験だけではなく

キャンドル制作には大事な基礎がたくさんあります


見た目にはわからなくても

灯すとその差ははっきりわかるんです


ちゃんとしたものが作りたい

提供したいとお思いのかたは

まずはしっかりと基礎を学んでくださいね☺


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